伸びたカールケーブルの修復

中古のキーボードを入手すると、キーボード自体の状態は良くていもケーブルが伸びていることってありませんか?。機能的には問題なくても気分的にちょっとイヤですよね。そこで今回紹介するのがドライヤーを使ったカールケーブル修復方法。ケーブルの材質や伸び具合によって必ずしもうまくいくとは限りませんが、今回IBM 5576系のケーブルに試みたところ結構綺麗にまとまりました。ただし熱するということ自体無茶なので、断線などの危険性があるかもしれません。ですので全てにおいて自己責任ということでお願います。  
修復前 修復後

まずはケーブルの内径よりちょっと細めの棒を用意します。といっても、そんなものはまず無いでしょうから、紙を丸めてテープで止めて筒状にすると良いでしょう。

次にケーブル全体を暖めて、先ほど作成した棒に巻きつけます。
ケーブルは芯まで暖めないと柔らかくなりません。が、あまり熱くしてもケーブルに良くないでしょうから、その辺りは徐々に温度を上げながら色々と試みて下さい。

ケーブルを下記のように回し強く巻きつけ、更にドライヤーで暖めます。

十分温まったら冷えるまで30分〜1時間ほど放置しましょう。すぐに外すと形が崩れます。
冷えたらゆっくり棒から外して出来あがり。

わりと綺麗に仕上がってるでしょ。けれどやはり新品同様とはいかず伸びやすくなっているので、延長ケーブルなどを繋げて出来るだけ伸ばさないように心がけながら使用することをお勧めします。(01/06/17)
 
 
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