富士通 FKB4700

■製品情報
メーカー/型番 富士通 FKB4700
生産国 マレーシア
キースイッチ メカクリック(メンブレン+ラバードーム+金属バネ)
キーストローク 約3.8mm
キートップ印字方式 浸透印刷
参考購入価格 \500-(中古/Yahoo! Auction/ボス折れ有り)
 
以下作成中 :(

■FUJITSU FKB4700
 
■ボス折れ
ボス折れは了承の上での落札だったのですが、それ以外はなかなか良い状態。
 
おそらくカバーはABS樹脂なので接着剤では十分な強度が得られそうもありません。ですので今回は、以前バイクのカウルのひび割れの際に試みた溶着を実施。捨てる予定だったジャンクキーボード(5576-001)のカバーの一部を切り取り、半田ごてで樹脂同士を混ぜながら盛っていき、最後にカッターなどで整形して出来あがり。

【追記:2003/02/28】
※なんかABSじゃないような・・・さらに5576-001もABSっぽくないので相性的には謎ですが、とりあえずくっついたので結果オーライ。でもこの方法は結構無茶なのであまりお勧めしません。相性のいい接着剤やパテなどを使ったほうがいいと思います。
 
■ケーブル/コネクタ
かなり太めのカールケーブル。
コネクタはATですが、変換コネクタを使用すればPS/2でも使用できるので問題なし。
 
■浸透印刷
色は黒1色のみ。
浸透印刷特有の輪郭のぼやけはありますが、目を近づけない限りは気になりません。
 
■キースイッチ
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■キースイッチ
Macromedia Flash Player

大きい画像はこちら
(ブラウザのサイズに比例して画像が拡大されますので、細部を見たい場合はブラウザの幅、高さを広げて下さい。)

構造に関しては、5576-001,002に似た部分がありますね
 
■LED
同構造を持つFKB4720のデータ-シートなどを見ると、押下圧特性はこんな感じのようです。
 
■底付き感
キー上部から下へ伸びているスライド部が矢印のラバーシートにあたる構造になっているため。押し下げた際の音は静かです。しかしカップラバー特有の接地時のグニュッとした感覚はありません。カップラバーはスプリングで間接的に押し下げられ底付き感には影響せず、なおかつスライド部のラバーシートへの接地面積が広いためでしょう。
と思ったのですが、どうも図.Bのようにキートップ裏に当たっているようないないような・・・。今度詳しく調べて見ます。(2002/7/21コメント追加)

図.A(誤?)

 

図.B(正?)


■LED
埋め込み型です。こういうのは高級感があって結構好きですね。
 
■LED
ベースを横から見るとカーブド構造であることが判ります。IBM 101Enhanced Keyboardのようにかなり湾曲していますね。
 
■ラバードームの共通化
カップラバーが形成されているラバーシートは他の配列のキーボードと共通のようで、使用されていない空いているキーの部分からもカップラバーが顔を覗かせています。
 
ーーー
 
■メンブレンスイッチ
ラバーシートの裏などめくる
と、メンブレンスイッチであることが確認できます。
 
■ベースプレート
IBM 101Enhanced Keyboardのように溶着ではなくネジ止めなので、ベースプレートを取り外すことができます。
が、ネジは30本近くあったため今回は分解しませんでした。
 
■エンコードチップ
 
■製造年月
カバー裏には製造年月のマーキングがあり、これを見るとこのカバーは93年4月に製造されたようです。
  
■まとめ
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(2001/08/15)
 
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