SEGA TERADRIVE用キーボード HTR-2106 | |||||||||||||||||||||||||||||||
■製品情報
■SEGA TERADRIVE付属キーボード HTR-2106 皆さん、テラドライブってご存知ですか? SEGAが1992年ごろに発表した、AT互換機(80286)とゲーム機 メガドライブの2つの機能を1つの筐体に詰め込んだマシンです。これがやはりというか、見事にハズれてしまって、一時期投売り状態で安価に放出されていたようで、その時に入手した方も多いのではないでしょうか? ■PS/2 I/FはPS/2で配列も日本語106キーですので、今のパソコンにも問題なく繋がります。Audio TechnicaのPS/2->USB変換ケーブルも問題なく動作しましたので、古いキーボードですが暫くは使えそうです。 ■スイッチ部 キースイッチはバックリングスプリング方式。 テラドライブはIBMが開発に携わっていたようで、それならキーボードもバックリングスプリング方式というのも納得できます。ただしスイッチの形状が特殊で、5576-A01,C01やEnhanced 101キーボードとも違います。タッチは軽く、キートップが薄めなためかカチャカチャとした音が響きます。またキーのぐらつきも結構大めです。しかし他にはない独特のキータッチで、個性的でなかなか面白いキーボードだと思います。このキーボードのファンの方は結構いらっしゃるようで未だに愛用されている方も多いようですね。 ■カーブド構造 ベースは湾曲していて、板金はプラスチックのリベットで固定されています。この辺りはEnhanced 101キーボードに似ていますね。 ■LED このキーボードはLEDが付かなくなるという障害が発生することが多いようですが、大抵の場合、裏のメンブレンシートとLEDの端子との接触不良のようで、その場合は爪楊枝などでLEDの根元を何度かつついてやると復活します。 ■ALPS製 LEDの上に貼ってあるシールをよく見ると、なんとALPSの文字が筆記体で記されています。ALPSというとBigFoot系や5576-001,002のメカニカルスイッチというイメージがあるので、なんだか不思議な感じです。 Enterキーを外すと、「\」が入りそうな未使用のスイッチがあるので、おそらく101キーボードなどにも対応したベースなのでしょう。ただし、同形状のスイッチを持ったキーボードはこのテラドライブ以外には見たことがありません。IBMがALPSに開発,製造を依頼したのは確かだと思いますが、なぜ他機種には採用されなかったのか、なかなか興味深いところではあります。 (01/12/10) |
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